姙娠超初期症状とPMSとは?!症状の違いと見分け方!

妊娠超初期症状とPMSというものがあります。
文字の如く妊娠超初期症状は妊娠した当初に感じる症状ですね。
一方、PMSは生理前の症状です。
この2つは似た症状があり、見分けをつけるのが難しい傾向があります。
そこで今回は妊娠超初期症状について、PMSについて、2つの違いや見分け方をご紹介していきますね。
目次
妊娠超初期症状とは?
妊娠超初期症状は妊娠2週間後半から4週目あたりのことを指します。
妊娠した人の妊娠週数として、最終生理の初日が0日となります。
次の生理予定日よりも14日前に排卵が起こり、受精し、1週間ほど時間をかけて子宮内に着床します。
子宮内に受精卵が着床したころは妊娠3週目となります。
妊娠0週目から2週目頃までは子宮内に受精卵がないので、姙娠超初期症状は起こりません。
しかし、妊娠3週目ころからは妊娠超初期症状が起こると言えます。
妊娠超初期症状の症状とは?
妊娠超初期症状の症状としては以下のものが挙げられます。
- おりものの変化
- 着床出血
- 身体がだるい
- 眠い
- 下痢
- 風邪のような症状
- 腹痛
- 胸がはる
- つわり
- 心身的な変化
- トイレの回数が多くなる
PMSとは?
PMSはプレ・メンストラル・シンドロームの略称です。
日本では月経前症候群と呼ばれています。
生理前に感じる体調の変化で、女性の5割から8割の女性が感じています。
生理予定日の1,2周間前から様々な症状が起こります。
基本的には生理が終わると症状も落ち着きます。
しかし、生理が終わるころにま他症状がぶり返すということもあります。
PMSの症状は?
PMSの症状としては
- 便秘
- 下痢
- 頭痛
- 身体がだるい
- 胸がはる
- 腹痛
- 疲れやすい
- 腰痛
- 動悸
- 息切れ
- めまい
- 肌荒れ
- ニキビ
- 吐き気
- 肩こり
- 発熱
- 不眠
- うつ症状
- 情緒不安定
- 集中できない
- むくみ
- 体重増加
- 甘いものが急激にたべたくなる
- 食欲増進
- 神経質
妊娠超初期症状とPMSはなぜ症状が似ている?!
妊娠超初期症状とPMSは似ています。
ほとんどの人が見分けをつけることができません。
妊娠したときも、生理前のPMSの場合も、プロゲステロンという黄体ホルモンが分泌されます。
プロゲステロンは卵子が排卵されると分泌量が増加します。
プロゲステロンは卵子が受精卵になり、子宮内膜へと上手に着床できるように積極的にサポートしてくれます。
妊娠が成立すると、よりプロゲステロンの分泌量は増加し、受精卵を育てることが最優先され、不快な症状がおこります。
PMSの場合は、妊娠していないため、プロゲステロンの分泌量は生理前には減少するため、生理の始まりまで症状がおこります。
エストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れることが症状が起こる原因だと言われています。
また、精神的に無意識にですが、緊張状態になることも、関係していると言われています。
妊娠超初期症状とPMSの見分け方!
妊娠超初期症状とPMSの見分け方としては、体調の変化が妊娠によるものなのか、生理前の症状なのかを見分けることは難しくなります。
しかし、少しでも見分けるための方法をご紹介しますね。
基礎体温
妊活中の女性だと、基礎体温をつけていますね。
基礎体温をつけておくことで、基礎体温を確認すると、妊娠超初期症状なのか、PMSなのかを見分けることができます。
生理が来る場合、PMSの場合は、生理が来ると低体温期になります。
そのため、高温期の際の体温がぐんと下がります。
しかし、妊娠している場合は、妊娠を継続させるために、生理予定日が過ぎても基礎体温が下がりません。
基礎体温のグラフをつけているとわかりやすいですね。
着床出血
着床出血起こるのは妊娠しているときだけとなります。
PMSの症状として着床出血が起こることはありません。
しかし、妊娠しても着床出血が起こらないという場合もあります。
生理とは明らかに違う出血、着床出血が起こることのほうが多いので判断することができます。
着床出血の場合、生理予定日の前後に出血が見られます。
初日や2日目程度の出血が起こります。
生理予定日の1週間前ほどに起こることもあります。
出血ですが、受精卵が子宮内膜に着床する際に傷ついた粘膜から起こる出血なので、大量の出血ではありません。
生理1日目のような出血、おりおのの中に茶色いものがついている、ピンクベージュなどと少ない出血です。
稀に生理のときくらいの出血が起こる場合もあります。
着床出血の有無により妊娠なのかPMSなのかを判断することができますが、生理が不順ではなく毎回しっかりと予定日にくるという場合のみ見分けることができる方法となりますね。
おりものの変化
おりものの変化でも判断することができます。
おりものは膣の中の粘膜や細胞が混ざったものとなります。
生理周期により、おりものの状態は異なります。
おりものは排卵が近づくと卵子と精子の受精卵の量が増えるため透明で水っぽくなります。
しかし、受精後は衛生的に膣内を保つために、濁ったおりものになります。
粘り気もあります。
受精卵が着床した場合、エストロゲンとプロゲステロンの2つの女性ホルモンが増加するため、おりものの量が一気に増えます。
おりものの状態は透明で水っぽく、サラサラとしている場合は妊娠しいてる可能性が高いです。
妊娠していない場合はプロゲステロンの分泌量が生理前に減少するためおりものの量が減ります。
腹痛にも違いが
PMSの場合も妊娠初期症状の場合も、腹痛がみられます。
PMS場合は下腹部が重く感じるような腹痛を感じます。
一方、妊娠初期の場合は、腹痛の痛みは下腹部周囲がチクチクと針で刺されるような痛みを感じます。
受精卵から子宮内膜に着床する際、着床痛として痛みを感じるということもありますが、PMSのときの腹痛の痛みかたとは異なります。
胸の張り
PMSの場合も妊娠初期症状の場合も、胸の張りが起こります。
PMSの場合は生理が来ると胸の張りはなくなります。
しかし、妊娠初期症状の場合は女性ホルモンの分泌量が活発化するため胸の張りが続きます。
また、妊娠超初期症状の場合乳首が敏感になる傾向もあるため、洋服とすれるだけで痛みを感じることもあります。
普段から自分の体をしっかりと知っておこう
妊娠超初期症状とPMSはよく似ています。
しかし、それぞれに違いはあり、症状の感じ方にも個人差があるので、はっきりとした違いを上げるのは難しいですね。
そこで重要となるのが自分の身体の状態を自分が理解していることが大切です。
理解できていれば少しの違いにも気づくことがっできるので、見分けやすくなります。
まとめ
妊娠超初期症状とPMSはとても似ていますが、普段の生理前とはなんだか違う症状だな、違う感じがするなと思った場合は、妊娠している可能性がありますね。
早いものだと、最終生理予定日から1週間後には妊娠検査薬を使用し確かめることができるので、妊娠初期症状やPMSなどの症状が起こり、生理がなかなかこないという場合は、一度妊娠検査薬をしたり、お近くの産婦人科に受診してみることをおすすめします。