たらを離乳食に!いつから?おすすめレシピや調理方法、冷凍保存の仕方

鍋などによく利用されるたらは、脂肪分が少なく消化がよいお魚です。
離乳食にも取り入れやすい白身魚です。
ビタミンAやビタミンD、カルシウムが豊富です。
たらを使用した離乳食や冷凍方法、適切な硬さや大きさなどについて詳しくご紹介します。
目次
離乳食のたらはいつから?
離乳食のたらは、離乳食初期から食べることができる白身魚です。
アレルギー症状の原因となる可能性がある食材であるため、注意して与える必要があります。
最初は少量から与えて様子をみます。
万が一の場合のために、小児科が確実に開いている平日の午前中に試してみましょう。
離乳食で使用する場合は、しっかり骨と皮は排除して食べさせましょう。
たらは冷凍保存可能?
たらは冷凍保存することができます。
先に下ごしらえとしてゆであげ、食べやすい大きさにすりつぶしたり、ほぐした状態で冷凍しましょう。
フリーザパックや製氷皿にいれて冷凍します。
冷凍しておけば必要な時に必要な分だけを使用でき、たらを上手に離乳食に取り入れることができますね。
たらの下ごしらえは?
離乳食としてたべさせるときは、二度茹でしてアクを取り除きましょう。
骨や皮をしっかりと取り除き、しっかりとほぐします。
たらの栄養素は?
たらの栄養素は、大半はタンパク質となります。
そのため、赤ちゃんに必要な筋肉や血液を作ります。
ビタミンB12やビタミンD、ビタミンA なども豊富にふくまれています。
新鮮なたらを選ぶためのポイントは?
離乳食で食べさせるときは、新鮮なたらを使いたいですよね。
たらは鮮度が落ちやすい魚であるため、美味しく安心してたべさせるためには、鮮度がよいものを選びましょう。
- 全体的に透明感があるもの
- 身の色がほんのりピンク色
- 切り口の角がしっかりとしているもの
たらの調理時にあると便利なアイテムは?
片手鍋やミルクパンがあると便利です。
また、魚の骨を取る時は手でとりにくい場合もあるため、骨抜き用のピンセットがあると便利です。
たらの身をほぐしたり、すりつぶす必要があるため、ブレンダーやフードプロセッサーを活用するのもおすすめです。
だし汁とたらの身をブレンダーにかけることで、あっというまにたらのペーストを作ることができます。
たらのペーストの作り方!
たらのペーストは基本となります。
ペーストからアレンジして様々な離乳食を作ることができます。
たらと水で簡単にできあがります。
- たらの身を茹でます。
- 皮と骨を取り除き、すり潰していきます。
- すりつぶしたあとは水をいれ、程よいなめらかさまで伸ばします。
- とてもさっぱりしている味で赤ちゃんが食べやすいペーストの完成です!
身がボソボソしていて食べにくそうなときは、水溶き片栗粉を加えてひと煮立ちさせることでとても食べやすいペーストに変わりますよ。
たらの離乳食レシピ!
たら粥
材料
- たら
- 10倍がゆ
- 水
作り方
- 10倍がゆを作ります。
- たらペーストを作ります。
- 最後にまぜあわせ、水を加え、2,3分ほど煮て水分が少なくなったら完成です。
10倍がゆの作り方がわからない方の記事をご覧ください。
たらと野菜のスープ煮
たらと野菜のスープ煮は人参とたらペーストと野菜スープでできます。
材料
- 人参
- たらペースト
- 野菜スープ
作り方
- 人参をやわらかくなるまで茹でる
- 人参をすりおろしてつぶす
- 小鍋に人参とたらペーストをいれ、野菜スープをいれてひと煮立ちさせる。
たらのおやき
材料
- たらペースト
- じゃがいも
- 青のり
- 米粉
- 水
作り方
- じゃがいもは柔らかくなるまで茹で、たらペーストと青のり、米粉、水を混ぜ合わせます。
- 油を敷いたフライパンで両面を焼いたら完成です。
手づかみ食べをするようになってきた時期におすすめです。
青のりの風味がよく、大人も美味しく食べることができます。
仕上げに醤油を垂らして焼くと、大人のお弁当のおかずの一品にもなりますよ。
たらと野菜のグラタン
材料
- たら
- たまねぎ
- 人参
- かぼちゃ
- ホワイトソース
- 水
- パン粉
作り方
- たらと野菜を4,5mm角にカットします。
- 柔らかくなるまで茹でます。
- 耐熱容器にホワイトソースの元とお湯を入れて野菜の上にかけます。
- 上にパン粉をちらし、オーブントースターで焼き色がつくまで焼きます。
たらの和風ムニエル
材料
- たら
- 小麦粉
- 青のり
- バター
- 醤油
作り方
- たらに骨がないかしっかりと確認しましょう。
- 食べやすい大きさにカットします。
- 小麦粉と青のりをまぶします。
- フライパンにバターを溶かし、両面をしっかりと焼きます。
- 最後に一切れに対して醤油を一滴ずつたらし完成です。
パパママも醤油やにんにく醤油などをかけて食べるととても美味しく、家族みんなでたらを堪能することができますよ。
青のりの香りが食欲をそそります。
まとめ
離乳食でたらを使用する場合は、塩気がない真たらを使用することをおすすめします。
パックの底に水や血があまりでていないものを選ぶ事が大切です。
たらは加熱しすぎてしまうと身が固くなってしまいます。
赤ちゃんが食べにくそうだなと感じた場合は、とろみをつけたり、おかゆと混ぜてあげるとよいです。
家族みんなで一緒にたら料理が食べられるのはとってもよいですね。
冷凍しておけばいつでもたらを離乳食にプラスすることができるのでおすすめです。