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妊婦さんに豆乳は良い?!ダメ?!豆乳から得られる効果と注意点!

豆乳は栄養価の高い飲み物ですね。

特に女性の身体にとって、健康維持や美容のために良い効果を与えてくれると言われ、人気の飲み物の一つですね。

そんな豆乳ですが、妊婦さんも飲んでよいのでしょうか。

飲み続けても問題ないのでしょうか。

豆乳は妊婦さんにとってどんな効果を与えてくれるのか、豆乳を飲むときの注意点などについて詳しくご紹介していきますね。

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妊婦さんが豆乳を飲むと得られる良い効果!

まずは、妊婦さんが豆乳を飲むと得られる良い効果についてご紹介していきますね。

植物性たんぱく質

豆乳は大豆により作られる飲み物であり、植物性の飲み物となります。

植物性のたんぱく質が豊富に含まれているものの、牛乳よりも低カロリーで、妊婦さんにとって健康的な飲み物となります。

良質な植物性たんぱく質を摂取することにより、体内でアミノ酸へと分解され吸収されます。

身体にとって、アミノ酸は必要な栄養素ですが、アミノ酸の中でも、動物性たんぱく質に近いアミノ酸が豆乳には含まれています。

動物性たんぱく質を摂取することができない妊婦さん、摂取カロリーを気にする妊婦さんにとっても、豆乳は良質なたんぱく質を摂取できる飲み物となります。

妊娠初期にあまり食べ物を食べることができないという場合でも、豆乳を飲むことで身体に必要なたんぱく質を十分に摂取することができます。

豆乳には様々な味のバリエーションもあるので、なにも食べられずに豆乳だけを飲むという場合も飽きずに飲み続けることができますね。

カルシウム不足

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんの骨や歯を形成するために、ママはカルシウム不足に陥りやすくなります。

そこで豆乳にはカルシウムも豊富に含まれているため、カルシウム不足の改善に効果的です。

カルシウムを体内で定着させるために必要なマグネシウムも含まれています。

カルシウムは赤ちゃんの成長に必要なだけではなく、出産したあとのママの身体はカルシウム不足に陥りやすいため、健康な歯や骨を保つためにも、もろくならないようにカルシウムを姙娠中から摂取しておくことが大切です。

豆乳を飲むことで低カロリーでカルシウムを効率的に摂取することができますね。

体重のコントロール

つわりが落ち着いてくると、反動として食欲が増す傾向があります。

そのため、妊娠中期から出産までの間は体重が増えすぎないように上手にコントロールしていく必要があります。

たんぱく質は妊娠中のママにとっても、お腹の赤ちゃんの成長のためにも必要な栄養素となります。

しかし、たんぱく質をお肉などから摂取しようとすると、動物性たんぱく質であるため、コレステロールや脂質により体重の増加が氣になってしまいます。

しかし、豆乳からたんぱく質を摂取することで、動物性たんぱく質に近いたんぱく質も脂質も摂取することができ、必要な栄養素を低カロリーで摂取できるため、体重のコントロールが上手にできます。

血流がよくなる

妊娠中のママの血液はお腹の赤ちゃんにしっかりと栄養素を届けるために重要な役割を果たします。

そのため、妊娠中の血液量は増えるものの、血液のめぐりが悪いと赤ちゃんに十分な栄養素を送り届けることができません。

血液のめぐりが悪いと老廃物を回収する機能もしっかりと働かなくなってしまいます。

そこで増えた血液が上手に身体に巡るようにする必要があるため、血行をよくすることはとても大切です。

そこで豆乳に含まれているレシチンという栄養素により、細胞に酸素や栄養素を取り込む効果を与え、排出する働きもあるため、細胞が活発化します。

また、油を溶かす効果があるため、血液がサラサラになり、血の巡りがよくなります。

更にレシチンによりコレステロールや脂質を抑えることができるため、体重の増加を防がなければいけない妊婦さんにとってありがたい成分を豆乳から得ることができますね。

血管が広がる

豆乳に含まれているサポニンという栄養素により、血管が広がる効果を得ることができます。

血管が広がることで血液の流れはよくなりますね。

また、血中コレステロールや脂質も抑えてくれます。

便秘解消

豆乳に含まれている大豆オリゴ糖により、腸内の善玉菌が増え、腸内バランスが整います。

腸内の環境がよくなるため、便秘は解消され、体調が整います。

腸の状態がよいと、精神的にも安定しやすくなります。

妊婦さんが豆乳を飲むときの注意点!

妊婦さんが豆乳をのむときの注意点としては、豆乳には豊富な栄養素が含まれているのですが、その中でも大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをしてくれます。

そのため、栄養満点でヘルシーなのでたくさん飲んでしまいますが、過剰摂取は赤ちゃんにも悪影響を与えてしまうことがあるので注意が必要となります。

ホルモンバランスの偏り

女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンというものがあります。

この2つはお互いにバランスを摂る必要があります。

妊婦さんにとってこの2つのホルモンのバランスはものすごく大切なこととなります。

しかし、豆乳に含まれている大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため、女性ホルモンのバランスが偏ってしまいます。

すると、ホルモンのバランスが偏ることにより、胎児の発育にも悪影響が及びます。

遺伝子に影響

豆乳に含まれている大豆イソフラボンを過剰摂取することにより、DNAの合成、コピーに深く関わりのあるトポイソメラーゼⅡという酵素に悪影響が及ぶことがあります。

遺伝子に悪影響が及ぶということは、お腹の赤ちゃんの発育に悪影響が及ぶということになりますね。

栄養素のバランス

豆乳は栄養素が豊富に含まれていて、妊婦さんにも必要な栄養素を摂取することができますが、豆乳だけを飲んでいれば栄養が十分に摂取できていると思ってしまうのは危険です。

様々な栄養素を色々な食品から摂取することが大切です。

豆乳だけで栄養素をとろうとすると栄養のバランスがかたよってしまうので注意しましょう。

体重の増加

豆乳を摂取することで、栄養素を摂取でき低カロリーで低脂質ですが、やはりたくさん飲みすぎてしまうと、体重が増加してしまう原因となります。

太らないというわけではないので過剰摂取は避けましょう。

妊婦さんが一日に摂取する豆乳の量の目安は?

妊婦さんにとって、豆乳は摂取すると嬉しい効果が得られる飲み物となります。

しかし、一方で過剰摂取はママにとっても赤ちゃんにとっても悪影響を及ぼします。

そのため、妊婦さんが一日に摂取する豆乳の量が国により発表されています。

国によると、食品から摂取する大豆イソフラボンの量としては、1日あたりの摂取目安量の上限は70から75mgと言われています。

また、一日上乗せ摂取上限値は30mgとなります。

しょうゆや豆腐や納豆や味噌などの普段摂取する食べ物からも大豆イソフラボンは摂取できてしまうので、過剰摂取にならないように豆乳の量を調節する必要があります。

和食中心の食生活の中でも以外と大豆イソフラボンは摂取することができています。

豆乳とアレルギーの関係性

アレルギー体質となる人が多くなってきている現代では、妊婦さん自身がアレルギーの場合もありますが、赤ちゃんが生まれてきてアレルギーだったということも少なくありませんね。

アレルギーの中でもアレルゲンとなるものは、卵や大豆や牛乳や小麦粉などと様々なアレルゲンがありますが、妊娠中にたくさん食べたからといって赤ちゃんがアレルギーになるというわけではありません。

しかし、大豆イソフラボンを摂取していても赤ちゃんが大豆アレルギーになるとは言いませんが、過剰摂取は発症の原因となってしまうことがあるので、栄養素をバランスよく摂取する意識をしましょう。

妊婦さんが豆乳を飲む時は?!温かい?冷たい?

豆乳の成分は無調整豆乳だと臭いやくさみがあるため、飲みやすいのは調整豆乳となりますね。

冷えていても美味しく飲むことができます。

しかし、妊娠中は身体を冷やさないようにすることが大切です。

そのため飲むときの温度としては、常温または常温よりも少し温かいものがおすすめです。

温かい豆乳にココアや甘みをつけて飲むのも気分転換によいですね。

あたたかいい豆乳は寝る前などに飲むと身体があたたまりリラックスできるのでおすすめです。

豆乳鍋はどうなの?!

豆乳鍋は豆乳の栄養素とともに野菜もたっぷりと摂取することができますね。

しかし、鍋にしてグツグツと煮てしまうと、豆乳の栄養素が破壊されてしまうのでは?!と思われますが、豆乳は販売前に加熱されているものなので、鍋にしても栄養素が破壊されてしまい無意味となるようなことはありません。

しかし、長時間煮込むと成分が分離しボソボソとした食感の状態となってしまうため、煮込みすぎには注意しましょう。

妊婦さんで豆乳が苦手な場合は…

妊婦さんで豆乳が良い効果与えてくれますが、苦手な場合は無理に飲む必要はありません。

どうしても豆乳を飲むことができないという場合は、サプリメントなどで代用し摂取することができます。

また、味噌や豆腐や納豆や醤油などからも栄養を摂取することができますね。

苦手な場合は無理に飲む必要はありません。

まとめ

妊婦さんにとって、豆乳は良い効果を与えてくれる良い飲み物となりますね。

低カロリーでたっぷりと必要な栄養素を摂取することができます。

しかし、過剰摂取は悪影響となってしまうので、適度に摂取するように気をつけましょう。

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