子供の中間反抗期とは?小学生になると始まる?!特徴や対処法!

子供が小学生になる頃、「中間反抗期」というものがあります。
中間反抗期にはどのような特徴が見られるのでしょう。
また、中間反抗期を上手に乗り越えるためには、どのような対処法が適切なのでしょう。
そこで今回は小学生の子供に起こる中間反抗期について、特徴や対処法をご紹介したいと思います。
目次
中間反抗期とは?
反抗期には3つの種類があります。
- 第一反抗期…2歳頃に起こる
- 中間反抗期…小学校2,3年生頃に起こる
- 第二反抗期…思春期頃に起こる
中間反抗期は小学校2,3年生頃に起こることが多いものの、個人差があり、小学4,5年生頃に起こることもあります。
第一第二反抗期の特徴とは?
第一反抗期はイヤイヤ期ですね。
物理的な乳離れであると言われていますね。
なんでも自分でやりたい!なんでもイヤイヤ!です。
第二反抗期は心理的に不安定になりやすい時期となります。
自分自身が焦ってしまったり不安になってしまうことにより起こります。
中学生、高校生になり、自立しようという気持ちから、反抗期となります。
ママやパパも経験した覚えがあるのではないでしょうか。
中間反抗期の特徴とは?
第一反抗期と第二反抗期に対し、中間反抗期は違いがあります。
中間反抗期の場合、親に口答えしながらも、親に甘えたいという気持ちが強い傾向があります。
第一反抗期と第二反抗期は親から自立したいという気持ちで起こりますが、中間反抗期は親に甘えたいという気持ちにより起こるのですね。
同じ反抗期でも大きな違いがあるのです。
中間反抗期は子供の脳が発達中
子供の反抗期の中で、一番大変なのが第二反抗期です。
中間反抗期はまだまだかわいい反抗期です。
中間反抗期の特徴は以下のものが挙げられます。
- 口答えをとにかくする
- 外の世界ではいい子
- 小さなことですぐ怒る
- 親が怒っていても無視
- 甘えたがる
急に言葉遣いが悪くなるということもあります。
ばばあ!うるせー!などと今までにない口の悪さが暴言が聞こえるようになり、落ち込んでしまうママもいます。
7歳頃になると、脳が子供から大人に近づきます。
物理的に物事を考えることができるようになるため、知的好奇心を満たしたいという気持ちになります。
自分の自発性が発達してきていることで起こる反抗期なのです。
自我がどんどん育ってくれている証拠です。
また、親という存在が絶対的だったものの、中間反抗期になると、ウエイトが学校の先生や友人になるということもあります。
小学生の中間反抗期は男女で違いがある
小学生の中間反抗期の反抗の仕方は、男の子と女の子で違いがあります
男の子の場合は、母親に対し、強く反抗します。
しかし、父親には反抗せずに従順であるというケースが多いですね。
一方女の子の場合は、母親に従順なのに、父親の事を毛嫌いします。
異性を気にし始める時期であるため、お父さんのことも異性と見るようになり、一緒にお風呂に入りたくない、触られたくない、アドバイスを聞きたくないなどと思うようになります。
子供の中間反抗期の原因とは?
子供の中間反抗期の原因や起こる理由についてです。
環境の変化
保育園や幼稚園を卒園し、学校に入学すると、家庭と保育園で過ごしていたときよりも、たくさんの経験をするようになります。
家族以外の人と、密接に関わる時間が多くなります。
その経験は楽しいこともありますが、ストレスも感じます。
その結果反抗期が起こりやすくなります。
スマートフォン依存
現代の小学生は小学生からスマートフォンを持つようになってきています。
防犯対策や勉強に活用できるということでもたせる家庭が増えてきていますね。
しかし、その反面スマートフォンへの依存が見られることも増えています。
SNSで他人の様子を確認することができるため、人と自分を比べてしまいます。
すると、自分は不幸である、自分はどうしてこんなにだめなのだと感じてしまい、中間反抗期につながることがあります。
中学受験
中学受験を受けるという場合も、中間反抗期が強く起こる傾向があります。
大きなストレスを感じてしまい、反抗してしまいたくなるのですね。
小学生の反抗期と暴力
小学生の中間反抗期は、暴力的になってしまうことがあります。
兄弟がいる場合、下の子ばかりを見ていると、母親に対して甘えたいという気持ちが強くなり、イライラして物を投げたり、物を壊したりしてしまいます
注意をひくために行なうのです。
体は大きく成長しても、心はまだまだ甘えたいのです。
その気持ちに対して気づいてもらえなかったり、否定されてしまうと、暴力的になってしまいます。
小学生の中間反抗期を悪化させるNG行動とは?!
小学生の中間反抗期に対して、悪化させてしまう5つのNG行動があります。
気をつけましょう。
子供の主張を無視
子供の主張を無視してしまうと、中間反抗期は悪化します。
子供の反抗的な態度や口答えに対して、ママやパパがイライラしたような態度を見せてしまったり、無視してしまうと、余計にひどくなります。
一生懸命自分の気持ちを下手くそながらに表現しているのにも関わらず、無視されてしまうと余計悪化しますよね。
子供に対して謝ることない
親が子供に対して謝ることがないと中間反抗期は悪化しいてしまいます。
自分は教えるべき立場だという気持ちが強いため、子供に対して自分が上であるという意識が強くなるため、自分の非を認めることができず謝ることが出来ません。
ときには親が間違ってしまっていることもあります。
人間ですから。
子供と同様に同等の立場になり、親が間違えているときは謝ることも大切ですね。
人格を否定
子供の人格を否定してしまうのもNGです。
子供は親の言うことを信じます。
だめな子、嫌な子、〇〇みたいになってほしかった。
などということなに対し、子供は真摯に受け止め、自分に自身がなくなります。
自己肯定感がないと成長することは出来ません。
自己肯定感がないと反抗期は悪化します。
叱らない
子供を育てるためには、叱るべきときに適度に叱るということも大切です。
子供が暴力的になることが増えていいると言われていて、その原因は叱るべきときに叱ることができていないことが原因だといわています。
いくら反抗期でも、いけないことはいけないと叱る必要があります。
子供のためという意識をわすれず、いけないことをしたときはしっかりと叱りましょう。
感情的になる
子供に対して感情的になると、反抗期は悪化します。
感情的になりバトルしてしまうと、こうやって反抗すればよいのだと子供は学び、よりひどくなります。
親の姿を子供はよく見ています。
冷静におおらかな姿を見せることが大切です。
小学生の中間反抗期への上手な対処法!
では子供の中間反抗期に対して、どのように対処すればおさまるのでしょうか。
中間反抗期に対して、子供に親の姿を見せるということが大切です。
言葉遣いが悪い時は、言葉遣いを親が気をつけて話します。
反抗するときは冷静に対処します。
また、コミュニケーションが少ないと、反抗期は収まりません 。
ふれあい、会話を大切にして、親子の時間を積極的に作るようにしましょう。
お互いの考えをゆっくりと話す時間を設けることも大切です。
子供の反抗期に対してパパができること!
子供の反抗期に対して、ママだけが頑張るのは大変です。
家事、仕事、育児に+して反抗期に上手に一人で立ち向かうのは難しいでしょう。
そこでパパの力が必要です。
子供が特別悪い事をしたとき、パパが叱る必要があります。
しかし、突然叱るのはやめましょう。
普段はかまってくれないのに、話しもしてくれないのに、叱る時だけ叱るとなると、より嫌いになられたり、反抗する気持ちが強くなってしまいます。
信頼関係がある上で叱るということが大切です。
小学生が叱られたとき、逃げ場を作ることも大切です。
ママが叱っているときはパパは逃げ場となってあげましょう。
便乗はよくありません。
子供は行き場を無くしてしまいます。
まとめ
子供の中間反抗期は大変ですが、その裏にはまだまだ甘えたいという可愛い気持ちがあります。
甘えたいのだな、愛情を感じたいのだなと思いながら、いつまでも続くわけではないので、冷静に落ち着いて対処したいですね。
もちろんいけないことはいけないと叱ることも大切ですが、甘えることができる時間を確保したいですね♪