新生児がうなる!いつからいつまで?原因は?ママができる対処法!

新生児の赤ちゃんがうなることがあります。
小さな新生児の赤ちゃんの動作に心配になることがありますね。
新生児の赤ちゃんんのうなりの原因はなにが考えられるのでしょうか。
今回は新生児のうなりの原因、いつからいつまで続くのか、うなっているときの対処法について詳しくご紹介していきますね。
目次
赤ちゃんのうなりはいつから見られる?
新生児の赤ちゃんがうなあったり、いきむのは、産まれてすぐから見られることも少なくありません。
生後0ヶ月から3ヶ月ころからすでに見られることが多い様子です。
すやすや寝ていたのに、急に顔を真っ赤にして、うーうーとうなり始めることがあります。
寝返りをしそうな状態で身体をよじりうなることもあります。
ひどいときには、うなったあとに泣きはじめてしまうこともあります。
新生児のうなりの原因は?
では、新生児がうなるときに考えられる原因についてです。
ママが心配になってしまうほど、苦しそうなとき、赤ちゃんがなにを訴えてきているのか、知ってあげたいですね。
原因は色々あるので、考えられる様々な原因を挙げていきますね。
便秘
便秘でお腹が苦しくうなることがあります。
新生児は便秘になりやすくなります。
母乳からミルクに変えた、母乳とミルクの混合にしたという変化でお腹が張りやすくなったり、うんちがなかなか出てくれなくなることがあります。
便秘でお腹が苦しくてうなってしまうのですね。
粉ミルクの場合、種類にもよりますが、便秘になりやすくなる場合があります。
母乳にくらべ、ミルクはカスが多く、母乳を飲むよりもミルクの方がうんちの量が増えやすくなります。
母乳よりもミルクの方が便秘になるか可能性が高いです。
母乳の飲み過ぎ
母乳の飲み過ぎでうなることもあります。
生まれたての赤ちゃんは、満腹感を自覚することができません
満腹感を自覚することができるようになるのは生後3ヶ月ころからとなります。
赤ちゃんがうなる時期は、お腹がいっぱいということが自分でわからず、飲み過ぎによりうなりにい繋がります。
満腹中枢が発達していないことで、与えられた分だけを飲んでしまい。お腹が苦しくなりうなります。
縦抱きに抱っこをしてうなりが落ち着くというような場合、原因は飲み過ぎである可能性が高いと判断できます。
お腹いっぱいが落ち着くまで抱っこしておいてあげるとよいですね。
赤ちゃんがうなっていると、ミルクがたりなかったのかなと判断されがちですが、逆に飲みすぎてしまっている可能性が高いです。
ゲップ・おならが出ない
ゲップやおならが出ないことにより、ガスが溜まりうなることもあります。
赤ちゃんは消化器官が未発達です。
母乳やミルクと一緒に空気をたくさん飲み込んでしまい。胃や腸にそのまま空気を溜め込んでしまうことになります。
大人もおならやゲップがたまるとお腹が膨れて気持ち悪くなってしまいますね。
赤ちゃんもゲップやおならが溜まってしまい気持ちが悪いのにもかかわらず、上手に出すことができずに苦しくてうなります。
うんちを出したい
うんちを出したいことが原因で顔を赤くしながらうなることあります。
うんちを出すという行為に慣れていない赤ちゃんは、うんちを出すだけでも大変です。
一生懸命だそうとしてうなります。
暑い
暑いことが原因でうなっていることもあります。
服を多く着すぎていたり、暑苦しく感じていることでうなります。
寒い日、赤ちゃんに厚着をさせてしまいがちですが、赤ちゃんは大人よりも体温が高いので、着せすぎになりがちです。
体温調節も上手にできないので、着せる服には注意が必要ですね。
赤ちゃんのうなりへの対処法!
では、赤ちゃんがうなっているときにしてあげられる対処法についてです。
赤ちゃんがうなる原因を知り、解消してあげる必要がありますね。
運動
新生児でもできる運動を行なうと良いです。
お腹にガスが溜まってしまっている、便秘気味などという時は、運動をするとうなりを解消することができます。
激しい運動ではありません。
赤ちゃんの身体を横向きにっしたり、足首を持って自転車をこぐような感じにしたり、片足ず膝を曲げ伸ばしさせたいという運動です。
軽い運動でガスが抜けて苦しさから開放されます。
縦抱きもよいです。
赤ちゃんの機嫌が良い時、食後1時間程度あいてから行なうとよいですね。
ゲップ
ゲップを出してあげるとよいです。
ミルクや母乳を飲むときに、赤ちゃんは空気を一緒に飲み込んでしまいます。
授乳した後、必ずゲップを出してあげるのは対処法の1つですね。
赤ちゃんはゲップが出ても不十分である場合が多いので、5分程度縦抱しておいてあげるとより良いです。
しかし、ゲップが出ない場合、無理やり出させようとする必要はありません。
神経質になりすぎず、吐き戻してしまってもよいよう、顔を横向きにしてあげて寝かせるとよいです。
うなりはじめたときに縦抱きにしてあげるとゲップが出て落ち着くことも多いですよ。
お腹のマッサージ
お腹を優しくマッサージしてあげるのも対処法となります。
お腹に溜まってしまっている空気を出すために、有効的なのの字マッサージがおすすめです。
お腹のおへそを中心として、のを書くイメージでマッサージを行います。
お腹に圧をかけるくらいの力加減で行いましょう。
飲み込んでしまった空気をだしたり、うんちやおならを促すことができます。
また、暖かいタオルをお腹にかけた状態でマッサージを行なうのも効果的です。
のの字を書く方向は時計まわりです。
食後は避け、起床後やお風呂あがりに行ってあげるとよいです。
お尻の周りを刺激
おしりの周りを刺激するようにしましょう。
肛門を刺激することで、うんちが出やすくなります。
新生児の肛門にベビーオイルなどをつけた綿棒を、1,2cmほど入れこちょこちょするとよいです。
新生児のうなりはいつまで続くの?
新生児のうなりはずっとつづくわけではありません。
個人差はありますが、生後4~6ヶ月あたりから落ち着きます。
自分自身寝返りをうつようになると身体を動かすことができるようになると、うなることが少なくなってきます。
うなっている内に泣き出してしまう時は…
新生児がうなっている内に泣き出してしまうことがあります。
苦しさのピークに達しているのですね。
この状態が続いてしまうと、生後4ヶ月ころには泣いたりいきむことにより、お腹に力が入ってしまい、でべそになりやすくなってしまいます。
でべそにならないよ抱っこして落ち着かせてあげましょう。
うなりながら吐いたときは…
うなりながら吐いてしまうこともあります。
ママはとても心配になりますが、新生児のうちは、胃の構造上吐いて しまうということは珍しくありません。
心配する必要はないといえます。
母乳やミルクを飲んだあとすぐに吐いてしまう。
1日に数回に分けて少量吐いてしまうと言う場合などは、飲み過ぎの可能性が高いと判断できます。
吐き方によっては、病気の可能性もあります。
顔をしかめながら吐く、すごい勢いで吐く、顔色が悪い、ぐったりとしているというような場合、自己判断せずに病院へ受診しましょう。
うなりっぱなしで寝ない時は…。
うなりっぱなしで寝ないと言う場合や寝ているものの、寝ているときも唸っているという場合があります。
寝ていないというわけではないものの、寝ている間もうなっていると十分に睡眠が取れているのか心配になりますよね。
生後3,4ヶ月くらいになると、徐々に落ち着いてきます。
寝ているときに唸っているときは、抱っこして背中をさすってあげるとよいです。
両足をもって優しくお腹をよじるようにクロスしてあげるのもよいです。
まとめ
赤ちゃんが苦しいのではないかとうなりを心配してしまいますが、あまり過度に心配する必要はありません。
原因を見つけ対処しましょう。
なかなかうなりが落ち着かないと言う場合は、小児科などに相談するのもよいですね。
病気のおそれがないとは言い切れなので、相談もとても大切です。
落ち着くまで上手にサポートしてあげられるとよいですね。