子供の朝食は元気の源!朝食に必要な栄養素とおすすめ食材とは?

子供にとって朝食は1日の元気の源、エネルギーとなる大切な食事です。
我が子も保育所に通っているのですが、やはり給食室からのお便りなどには、朝食を食べないと集中力が高まらず、朝の活動がうまくできなくなってしまうため、必ず食べさせてくるようにという内容があります。
朝食を食べないと元気が出ないだろうから。
脳が働かないから。
お腹がすくから。
と思い、毎日朝食は必ず食べさせてきたのですが、朝食で摂取したほうが良い栄養素やおすすめの食材があるのならば・・・。
と、我が家では以前よりも栄養満点元気100倍朝食に変わりました。
とはいえ、栄養素のバランスを考えて・・・なんて朝の忙しくバタバタする時間に出来ないよ!!と思いますよね。
しかし、栄養満点な朝食は意外と簡単に食べさせられるんです!!
目次
子供にとっての朝食の大切さ
子供に限らず、人間の脳は、唯一ブドウ糖がエネルギーとなり活動します。
その唯一のエネルギー源となる、ブドウ糖が不足してしまうと、脳は上手く働くことができません。
すると注意散漫になってしまったり、集中力の低下、記憶力の低下などにより、怪我の原因や活動に参加できない、などというトラブルの原因にもなります。
ブドウ糖は夜にしっかりと食事をしていても、寝て居る間に使われてしまい、朝には不足した状態となるのです。
朝食を食べない状態と食べた状態では能力の差に約2割も差が出るということが分かっているほどです。
朝食でブドウ糖を補給し、脳がしっかりと働く状態で、元気に怪我無く過ごせる状態で過ごさせたいですよね。
朝食に必要な栄養素とおすすめ食材
では毎日の朝食でより効率よく必要な栄養素を補給してあげられるように、取り入れたい必要な栄養素と栄養素事のおすすめの食材をご紹介します。
主食
まずは主食ですね。
お米、パン、麺類などの炭水化物です。
ブドウ糖が豊富に含まれているため、脳にしっかりと栄養補給できます。
またその中でも腹持ちのよいご飯は、お腹が空いた~と昼食までの間にならずに、活動に集中できるのでおすすめです。
主菜
肉・魚・卵等の主菜です。
タンパク質を補給することができます。
筋肉や血液に影響し、元気に活動できますよ。
朝食だとウインナーや卵焼き、ゆで卵などもよいですね。
また、パンにこれら主菜を挟んで食べれば、一度にブドウ糖もタンパク質も摂取出来ちゃいますね!
副菜
ビタミンやミネラルを補給できる副菜です。
野菜やイモ類、キノコ類や海藻などで摂取できます。
朝に時間が無いという場合は、夕飯のお味噌汁やスープを具だくさんにすることで、朝食でしっかりと補給できます。
果物
最後に果物です。
カリウムやビタミンCの摂取ができます。
特に夏場はカリウムが不足しがちになるので、朝に果物を食べさせてあげると、暑さに負けない体になりますよ。
朝食を食べない!!どうしたら良いの?
栄養を考えた朝食なのに、全く食べてくれない・・・。
1日元気に過ごすために食べてほしいのに・・・。
そこで朝食を食べてくれない子供に食べさせるコツがあります。
バランスをとりあえず無視!
上記であれだけ朝食に取り入れたい栄養素を紹介しておきながら、無視というのもおかしな話なのですが、まずはバランスのよい朝食を一切食べないよりも、少しでも、たった1口でも食べてくれた方がマシです。
そのため、一度バランスを無視して、その子が朝にこれなら食べられる!!というものを朝食とします。
栄養素はバランスよくとれなくても、食べることで体温が上昇し目が覚めたり、血糖値が高まれば、体も頭も働きだしてくれます。
また、好きなものを一口だけでも朝食として食べるということで、次第に朝食を食べるというリズムがつきます。
例えば・・・
- 果物だけ
- ヨーグルトだけ
- パンだけ
- お肉だけ
- 牛乳だけ
等でもよいです。
朝に食べるという習慣をつけることから焦らずに始めましょう。
あまり咀嚼が要らないものやのど越しの良いものだと食べやすいので子どもも食べてくれるでしょう。
ステップアップ!!
なにかひとつだけでも食べられるようになったら、そこから少し量を増やします。
例えば、これまでヨーグルトしか食べなかった子には、ヨーグルトに果物を混ぜたフルーツヨーグルトにステップアップです。
牛乳しか飲まなかったときは、シリアルを混ぜてみる。
また、ご飯を一口サイズに握ったもの、サイコロ型にカットしたパンなども良いですね。
子供が朝食を食べたくなる必勝法!!
前日から朝食を食べたくなっちゃう必勝法です!
- 夕飯
夕飯は就寝2時間前には済ませておきましょう。
夕食を遅く食べてしまうと、お腹が減っていなかったり、胃がもたれて食べたくないなという気分になってしまいます。
夕飯を早めにとることで、朝にお腹が空いて食べたくなります。
- 就寝時間
朝眠いとどうしても朝食を食べる元気が出ません。
就寝時間は夜9時ころと決め、十分な睡眠をとることで、朝にスッキリと目覚めることができ、朝食を食べることが出来るようになります。
忙しい朝でも簡単栄養補給のコツ!
忙しい朝、朝食作りに費やせる時間は10分から20分ほどでしょうか・・・。
何品も作っているとキツイ!!
そこでメニューの品数は少ないのに、栄養補給はしっかりできる朝食のコツです。
味噌汁にぶち込もう!
味噌汁に野菜をたっぷり入れると、1品で栄養素がたっぷりと補給できます。
野菜だけではなくお肉類を一緒に入れてもおいしく食べられます。
夜のうちに作って置いたり、夕食のあまりでも良いですね。
朝食に食べると野菜もくたくたで味が沁み、子供もおいしく食べられて、ママも温めるだけで簡単ですね。
パンに挟んじゃおう!!
パンに野菜や卵、ハムやウインナーなどを挟むと、一度にたくさんの栄養を摂取出来ちゃいます。
子供もおしゃれで可愛いホットドック風やサンドイッチ風になっていると食欲がわきそうですね。
ミキサーでジュース!!
ミキサーやジューサーで果物や野菜、乳製品と混ぜ合わせ、ジュースにするのも一つの手ですね。
ジュースなら子供も飲みやすく、中には栄養満点で最高ですね。
まとめ
子供にとっての大切なエネルギー源となる朝食。
子供が安全にたくさんの事を学んでこれる、体調万全で楽しく過ごすためにも朝食でしっかりと栄養補給させてあげたいですね。
朝の時間帯はバタバタしてしまうこともありますが、夜の寝る前のちょっとした時間や夕食の片付けのついでなどに、事前に準備しておくと、朝スムーズで楽に感じます。
時には時間が無い!!寝坊した!!などで菓子パンだけ~!!となってしまう事もあるかもしれませんが、出来るだけ栄養素をたっぷりと摂取できる朝食にしてあげたいですね。
我が家では夜のうちに大体の準備を終わらせて置き、朝は3人分のプレートに温めて盛り付けるだけにしていますよ。
カットしておいたフルーツを盛り付けるだけ!
茹でて置いたブロッコリーを置く!
味噌汁を温めるだけ!
などなど準備しておくと楽チンです!
また、1つ1つお皿に分けていた時よりもプレートにすることで、どれから食べようと悩んで、自分の好きなものから食べたり、好きなものを残して置いたり・・・。
自分の分はこれだ!という認識からなのか、プレートで食べるのが楽しく感じるのか、プレートに出した物を完食してくれるようになりました♪
また、睡眠時間をしっかりととる、就寝数時間前には夕食を済ませているという生活のおかげか、最近では朝起きてきて「おはよう!今日の朝ごはんはー?」と催促してくるようにもなりました。笑
朝にしっかりと食べて目がしっかりと覚めて元気な状態で送りだすことが出来ると、ママも安心ですよね!
朝食、大切ですね♪