自己肯定感の低い子供にならない為に・・・自己肯定感の高い子供に育てる方法とは?

自信のない子供、挑戦するのを恐れる子供、自分が要らない存在だと思ってしまうことも・・・。
自信に満ち溢れ、様々なことに挑戦し、自分の事を好きでいられる子供、そして成長し大人になってほしいですよね。
私は自己肯定感がどのくらいあるのかは子供によって全く違うのだと思います。
長男は本当に小さい頃から何事にも挑戦し結果をだし、「ママすごい?できた-」と喜ぶ子でした。
しかし、次男は自分よりなんでもできてしまう長男の姿を見ているせいか、新しいことに挑戦するのが苦手です。
更に3人目が生まれてからはお兄ちゃんたちにさみしい思いをさせないようにと気にかけているつもりが、多少なりともさみしい気持ちや自分は我慢しなければなどと思っているかもしれないなと感じることがあります。
自分の事が好きで大切に思えるようにするためには、自己肯定感を高く持つ必要があります。
ママが子供を大切だと思う気持ちは伝わっているようで、伝わり切れてない事もあるでしょう。
そこで自己肯定感を高める子育て方法を知ってみることにしたのです。
目次
自己肯定感とは?
まず自己肯定感という言葉を聞いたことはありますが?
自己肯定感と言うものが何なのかと言う事を少々詳しくご紹介していきたいと思います。
自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」という事を心から思えるという気持ちの事を指します。
あるがままの自分を受け止めることで、自分は大切だと思えるようになります。
そして自己肯定感の高い子供は、物事を楽観的に考え、不安なことがあっても前向きに行動し進むことが出来ます。
更に自分の気持ちをしっかりと周囲に開示することが出来るため、自己表現力も高まります。
周りからのアドバイスを聞き入れ自分を高めることも出来ますし、気持ちの面でどんどん成長していけるでしょう。
自己肯定感の低い子供は・・・
では一方、自己肯定感の低い子供は、物事を悲観的に考えてしまうようになります。
その為新しいことに挑戦しようとしたり、そういった機会が訪れても、あらゆるスクを考えすぎてしまい、挑戦することが出来ません。
リスクを考え悲観的に考えるという事は生きていくうえで大切なことですが、過剰に考えぎることはチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
また、酷くなると自分は要らない存在なのだ、自分は大切ではないと思ってしまうこともあるのです。
自己肯定感が低い子供、高い子供の特徴は?
では自己肯定感が低い子供と高い子供の特徴をご紹介しますので確認してみてください。
自己肯定感の低い子供の特徴は?
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新しいことに挑戦することが苦手
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いつも人の顔色を疑ってしまう
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自分の意見をあまり言わない
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自信が無く、劣等感を持っている
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諦めやすい
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他人と関わるのが苦手
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いらいらすることが多い
自己肯定感の高い子供の特徴は?
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自分を大切に思う
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心に余裕がある
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色々なことに自分から挑戦する
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自信があり新しいことに挑戦できる
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自分の意見をはっきり周囲に伝えることが出来る
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人に優しく出来るため、人間と関わるのが得意
自己肯定感を幼少期から高めるメリットは?
自己肯定感は大人になってからも高める事はできます。
しかし、幼少期のうちから高めてあげることが大切です。
なぜ育てるべきかというと、一番自己肯定感が高まりやすい時期だからです。
幼少期は親との関係が最も密接な時期ですよね。
その為自己肯定感がかなり高まりやすいのです。
ママ・パパ・祖父・祖母・保育所や幼稚園の先生に褒められ、たくさん褒めてもらいうれしい気持ちを感じ、自分を認められるようになります。
自己肯定感の高い子どもに育てる方法は?
自己肯定感を高めてあげられる方法がいくつかあります。
成功することに挑戦する機会を設ける
どんなに小さなことでも構いません。
子供が成功することをさせてあげましょう。
例えば靴を自分でははく、靴を並べる、服を自分の棚にしまう、ボールを蹴ってパスする、一人で着替え、絵を書くなど、そういった小さなことで良いので、成功する新しいことにたくさん挑戦させましょう。
そして成功したことを褒めてあげます。
近くで挑戦する姿を見て、成功した時にすぐ褒めます。
小さな成長、挑戦を見逃さないようにしましょう。
すると子供は自分をいつも見てくれている人が居るという安心感、これは自分が出来ることという自信を身に着けることができ、自己肯定感が高まります。
頑張ったことはすぐに褒める
子供が挑戦することが全て成功するわけではありませんよね。
例えば運動会で1位を取ると頑張って走ったとしても、必ずしも1位に成れるとは限りませんよね。
しかし子供は一生懸命必死に頑張ったはずです。
その頑張ったという気持ちを褒めてあげましょう。
良く頑張ったという事、次も頑張ろうという気持ちにつなげられるように褒めるのです。
注意点としては時間が経つ前に褒めてください。
直ぐです!直ぐ褒めることで自己肯定感が高まります。
頑張っても意味が無い、頑張ったって自分はダメだという気持ちにしないようにしましょう。
どんな時でも味方だと伝える
子供でも、日々の生活の中で、悲しいでき事や辛いこと、落ち込んでしまうことがあります。
そんな時、ママ・パパはどんな時でも味方であるという事を伝えてあげましょう。
心の支えになり、自分には味方がいるという事を伝えるのです。
その為には日々「どんな時でも味方だよ」と伝えることも大切ですが、叱るときにも注意が必要です。
叱るときに「そんなことする子はもう知りません」「そんなことをする子は要りません。」「そんなこと信じません」というような言葉は使わないようにしましょう。
感情的に怒らずに、落ち着いて悪かったことを説明するようにします。
そして叱った後に「もうしないという事を信じるよ」と伝えると良いですね。
抱きしめて怒っても大好きだよと言う事を伝えるのも良いです。
誰かと比べない
子育てをする中で、この子はあの子よりも○○ができない、上の子は出来るのに、ということがあると思います。
そんな時、誰かと子供を比べてみるのはやめましょう。
言葉にしないようにしていても、普段比べてしまっていると、叱るときについそのことが言葉に表れてしまうことがあります。
悪いことは悪いことと伝えることは大切ですが、「あの子はしないのに」「あの子はいつもしっかりしている」などと言う事は伝えず、優劣感や劣等感を感じさせないようにすることが大切です。
叱るときは性格を否定しない
子供を叱るときは悪いことだけを叱ります。
性格まで否定してはいけません。
何か悪いことをしていた時「○○してはいけません」というのは良いのですが「いつもいつもあなたは〇〇だからダメなのよ」等とは伝えないようにしましょう。
ありがとうを伝える
子供が何か手伝おうとしてくれた時、手伝ってくれた時「ありがとう」を忘れずに伝えましょう。
もし手伝ったことがうまくいかなくても、手伝うという気持ちにありがとうを伝えることが大切です。
すると自分が人の役に立つことが出来た、人のために何かをするという喜びを感じ、自分の存在価値を見出し、自己肯定感が高まります。
子供の話は真剣に聞く
子供の話は真剣に聞きましょう。
子供は自分の話を最後まで聞いてくれることで安心感を感じることが出来ます。
普段から話を聞いてあげることで自分の気持ちを人にはっきりと伝えられる自信がつきます。
忙しい時に話しかけてくることも有るかもしれませんが、出来るだけ手を止め、目を見てしっかりと聞きてあげたいですね。
また、自分からあまり自分の事を話さない子には「今日はどんな日だったの?」などと話を振るのも良いですよ。
たくさん関わりスキンシップを大切に
子供とはたくさん関わりスキンシップを大切にしましょう。
子供はママ・パパと関わることで愛情をたくさん受けとります。
そして「大好きよ」などと伝えるとより愛情が伝わるでしょう。
たまにはギューっと抱きしめる、膝の上に座らせ絵本を読むなどとママ・パパの温かさが伝わるようにスキンシップをとると良いですよ。
そうすることで自分は大切な存在だ、自己肯定感が高まります。
まとめ
大好きで愛おしい子供にその気持ちを伝える事は大切です。
伝わっているようで伝わっていない事もあるのです。
そして自分の事を好きな子供であってほしいですよね。
自信を持ってたくましく生きてほしいと思います。
その為の基盤を作ってあげたいですね。
子供のほめ方についてこちらにもまとめてありますので参考にしてみてください。