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子連れで海水浴!楽しいはずの時間が・・・海水浴での注意点と持ち物チェックリスト!

 2017/08/20 乳児
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夏の暑い時期、海水浴へ行く家族は多くなりますよね。

我が家も近くに海があるので、海水浴に行きたいなと思います。

しかし、とても楽しい海水浴なのですが、危険もたくさん潜んでいますね。

毎年海水浴での水難事故のニュースも見かけます。

では楽しく海水浴を子連れで楽しむためにはどんなことに注意なければならないのでしょうか。

また、持っていったほうが良い必需品もご紹介しますので、是非参考にしてください。

プールは大丈夫だったしなーと思っていてもプールとは全く異なった状況下で、危険が襲ってくるので、要注意です。

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大前提!遊泳区域で遊ぼう!

大大大前提となりますが、海水浴へ行く際は、遊泳区域であるか否かを確認し、必ず遊泳区域で楽しみましょう。

遊泳区域は夏休み期間、休日共に大混雑しがちです。

駐車場がいっぱいで車が止められないなんてこともあるでしょう。

一方遊泳区域外の海は車も止められる、人も少ない絶好の穴場だ!なんて思ってしまう方もいると思うのですが、遊泳区域外で泳ぐというのはかなり危険なのでやめましょう。

遊泳区域外の海は、一見穏やかで大丈夫そうに見えていても、実際海に入水してみたら潮の流れが早く沖まで流されてしまう、水深が浅かったのに急に深くなって溺れる、岩場が酷く怪我をするという事があります。

また、遊泳区域には必ずライフセーバーが居て、万が一の事態に助けてくれます。

非常事態の救命器具もそろっています。

しかし遊泳区域外で万が一のことがあっても、素人が助けようとして共に巻き込まれてしまったという事態もあります。

一命を取り留められない原因にもなります。

何度も言うようですが、必ず遊泳区域で海水浴を楽しみましょう。

海岸での旗の色

海水浴場では、必ず旗が立っています。その旗の色には意味があるので知っておきましょう。

  • 青旗・・・海水浴可能な日です。ルールを守り楽しみましょう。
  • 黄旗・・・海に入ることは出来るものの不安定な日です。危険な波が来る場合もあるので、注意が必要です。急な天候の変化などに十分注意し、係の人の指示に従い危険だという判断が出た場合は、直ちに指示に従いましょう。
  • 赤旗・・・遊泳禁止日です。遊泳に危険が伴うため絶対に入らないでください。

自己判断で海に入ってしまうのは危険です。専門的な判断が下されている旗なので、しっかりとチェックし従いましょう。

水難事故を知っておこう!

水難事故が起きることがあるという事は知っていてもどのような水難事故なのか知っておくと良いですね。

離岸流

水難事故に多いのは遊泳中で、原因は離岸流です。

離岸流とは、海の沖に向かって強い海流があり、その海流はとても速いスピードです。

離岸流に巻き込まれてしまうと、海流の早いスピードで沖に流され戻ってくることが困難になります。

大人でも困難なので、子供が流されてしまった場合、自力で戻ってくるのは不可能と言えます。

浮き輪で浮かんで楽しんでいるからと目を離した隙に流されてしまい、行方不明になんてこともあります。

子供から目を離さないようにしましょう。

また、離岸流がある場所で泳がせないために、ゴミが海岸ではなく、沖の方へ流されているところや周りより波が立っていない場所には離岸流が発生しています。

更に防波堤の近くも離岸流が発生しやすいので避けましょう。

離岸流から脱出するためには海岸と平行に移動すると脱出することができます。

しかし沖に向かって流されている水の中で平行に移動するのはとても難しく、離岸流の幅も10メートルから30メートルほどあります。

自力で抜け出すのは大人でも難しいため、助けを求めるために、戻れなくなったら大きく手を振って場所を明らかにするという事を子供に教えておきましょう。

子供用浮き輪

子供用浮き輪に両足穴に通して浮かぶタイプの浮き輪がありますよね。

乗り物の形になっていたり、キャラクターの背中に乗っているような物など子供がとても喜びそうな浮き輪です。

また、着水した時も案外安定感があるように見えます。

しかし、波の力や子供のバランスにより意外と簡単ひっくり返ります。

ひっくり返った時、両足が穴入り固定されている状態なので、自力で戻ることが出来ないのです。

頭が海の中に沈んだ状態が続いてしまうという事ですね。

浮き輪を付けているから大丈夫と思わず、大人の方が浮き輪についている紐を持ち近くにいる状態で使用するようにしましょう。

持っていくべき必需品

続いて海水浴に子連れで行く際の持ち物の必需品です。

日焼け止め

晴れの日の海の紫外線は直射日光と照り返しの日光でかなり高温になります。

日焼けとはいえ、やけどに匹敵するほどの日焼けをすることもあるほどです。

子供の肌は大人の2分の1ほどの厚さしかなく、日焼けも重度になりやすいのです。

赤ちゃんから使用できる日焼け止めクリームがあるので持参しましょう。

自宅で塗るだけでは1日中、日焼け対策をすることは難しいため、持参して塗り直してください。

また、海水浴という事で、ウォータープルーフタイプのもののほうが尚良いでしょう。

更に水着の上からTシャツやラッシュガードなどを着て海水浴を楽しむのも、日焼け対策になるのでおすすめです。

マリンシューズ

海水浴場にて、裸足で歩いていると、日光によって熱された砂が熱くなっているためとても歩きにくいでしょう。

また、貝殻などもたくさん落ちているため、足を怪我してしまう恐れもあります。

ガラスやプラスチックなどの破片も落ちているでしょう。

ビーチサンダルでも良いのですが、足がむき出しになってしまう範囲が多い溜め、怪我を防ぐことが出来ない場合があります。

しかし、マリンシューズであれば靴に近い形のサンダルなので足を怪我してしまう可能性はかなり下がります

ネット通販やスポーツ用品店などで購入できるのでぜひ子供に履かせましょう。

帽子

直射日光を遮るために帽子を着用させましょう。

頭が日光の影響でかなり熱くなります。

熱中症になりやすくなってしまいますし、頭皮がやけどしてしまう事もあります。

帽子の色ですが黒は日光の熱を吸収してしまうため、出来るだけ黒っぽい帽子は避けましょう。

1つ注意点として、直射日光を遮るためにとずっとつけさせてしまうと、帽子の中に熱が溜まってしまい、逆に熱中症の原因となってしまうため、時々帽子を外させて熱を放出させて下さい。

浮き輪及びアームリング

子供がある程度しっかりと歩けたり、泳げるという場合でも浮き輪の使用やアームリングを使用させましょう

大丈夫と思っていたのに、急にて深くなって溺れる、船が通り高い波にのまれるという事もあり得ます。

プールで泳げるという場合も海では浮き輪屋アームリングを持参し活用しましょう。

飲み物・お菓子

いつでも水分補給できるように飲み物を持っていきましょう。

凍らせてから持っていったり、水筒に冷えた飲み物を入れて持っていくと良いです。

海水浴場で購入してもすぐに日光の熱でぬるくなってしまいます。

冷たい状態で飲めるように持参すると良いですね。

また、塩分も共に摂取しなければ熱中症になってしまいます。

子供に塩をなめてといっても嫌がると思います。

そんな時は塩気のあるお菓子を一緒に食べさせることで塩分も補給させられます。

レジャーシート

子連れの場合レジャーシートは本当に必要です。

砂は日光によって熱くなっているため、直接地面に座るとやけどしてしまいます。

レジャーシートを持参し座るようにしましょう。

また、水の中で活動するため、意外と体力の消耗は激しいのです。

子供が疲れて途中で寝てしまうという事もあるのでそんな時も重宝しますね。

保健書・乳幼児医療証

思わぬ事故や怪我、急に具合が悪くなったときなどに病院へ即いかなければならない場合もあります。

そこで保健書や乳幼児医療証が無いと困ってしまいますよね。

無くさないように注意し持っていきましょう。

怪我用応急セット

ちょっとした擦り傷が出来てしまったときに応急処置をすることができます。

本当の少しの傷で大騒ぎしてしまわないように準備しておきましょう。

赤ちゃんがいる場合は追加!

パラソルやテント

まだ幼く海に入るのは難しいという場合は、海岸にいることが多くなります。

直射日光に当たらないように日陰を作ることが出来るものを持ちましょう。

大きめのタオル

兄弟の海水浴中など、小さい赤ちゃんは所構わず眠くなりますよね。

海水浴場でも眠れるように大きめのバスタオルを用意しておくと良いですね。

ビニールプール

荷物に余裕があり持てる場合は、ビニールプールを持って行ってあげると良いです。

海には入れないものの、レジャーシートを敷いている近くなどでビニールプールを出し、海水を入れてあげれば一緒に楽しむことができますね。

おもちゃ

海岸で見ていても飽きてしまい、ぐずぐずしてしまう場合もあるでしょう、海岸でも楽しめるようなお気に入りのおもちゃを少々持って行ってあげておくとよいですよ。

水遊び用おむつ

いつも使用している通常オムツで水遊びをしてしまうと、おむつのポリマーが海水を吸ってしまいかなり重たくなってしまいます。

水遊び用のオムツというものが販売されているので活用しましょう。

楽しく遊ぶために・・・

大人は子供から目を離さない

海では一瞬の隙に状況が一変してしまっています。

大人も海を満喫したい気持ちはあるでしょうし、ずっと子供を見ていることは疲れてしまうと思いますが、子供の命を守るために絶対に目を離さないようにしましょう。

休憩をこまめに挟む

海での時間は楽しく、意外にもあっという間に数時間過ぎていたなんてこともあります。

しかし、海水の中で遊ぶという事はかなり体力が消耗される為、こまめに大人の声掛けにより子供を休憩させましょう。

また、唇がむらさきになってしまっていたり、少しでも体調の異変を感じているようなときは遊泳を止めましょう。

浜辺で裸足にならない約束を

浜辺を裸足で歩いてしまうと、怪我をしてしまう可能性がかなり高いため、浜辺では怪我をするからシューズを脱がない事を子供と約束しましょう。

クラゲに注意!

お盆前後はクラゲが大量発生しやすい時期と重なっています。

クラゲに見えないような容姿もいますが、猛毒を持っています。

クラゲには近寄らないようにすること、クラゲのような形ではないけれど不思議な生き物がある場合も猛毒を持っている可能性があるため、安易に触らないようにしましょう。

津波が起きたときに避難場所の確認

遊泳中に津波が来ないとは限りません。

地震があったら津波を避けるため、直ちに遊泳を中断しましょう。

また、地震の揺れを感じていなくとも、津波警報が発令される場合があります。

揺れを感じていないから大丈夫という訳ではないので、安全な場所に避難しましょう。

海水浴場の多くの場所では事前に避難経路、避難場所が指定されているため、事前に確認しておくことで万が一の時に焦らず行動できます。

もしもの時の「118番

海で万が一何かしらの事故が起こってしまった場合は、海上保安庁に連絡することになります。

その場合、「119」ではなく「118」に連絡します。

電話では「いつ」「どこで」「誰が」「どんな状況なのか」を一度冷静になり的確に伝えましょう。

自分で助けるのではなく、連絡しプロの手を借りることは二次災害を防ぐためにとても大切です。

まとめ

子連れの海水浴を楽しむためのご紹介をしましたが、危険なことばかり話してしまいました。

残念ながらとても楽しい海水浴ですが、危険がたくさん潜んでいるという事は確かです。

しかし、安全を考慮しながら海水浴を楽しむという事は、子供にとって大きな成長に繋がる良い経験にもなります。

親ともに海水浴へ行き、危険な場所でルールを守る必要があると経験していれば、子供が成長し親の目が離れた状態で海水浴へ行けるようになったときも、危険に巻き込まれることを回避できるようになるでしょう。

大人も遊びながら気を張り子供を見ていないといけない為かなり疲れてしまうと思います。

海水浴前日は家族で早めに就寝し、万全の体調で海水浴を楽しみましょう。

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