妊娠中のつわりがひどい!つわりの原因と解消法は?

多くの妊婦さんはつわりを経験するはずです。
中にはつわりが全くなかったという人もいるかと思います。
ちなみに私は3人とも酷いつわりがあり、1人目の時は何かを食べていないと吐き気がしてくるようなつわり、2人目3人目の時は何を食べてもすぐ吐いてしまい、水すらも吐いてしまうという状態でした。
そこで、妊娠中のつわりに悩んでいる、苦しい妊婦さんへ、つわりを少しでも軽く解消する方法をご紹介したいと思います。
是非参考にしてみてください。
目次
妊娠中のつわりの原因って?
つわりの原因は現代の医学では証明されておらず、原因不明です。
しかし、体内に普段は無いものが出来るという事で、異物と感知しアレルギー反応として吐き出そうとしたり、体調が悪くなるのではというような説もあります。
また、妊娠することでホルモンバランスが崩れ、体調が崩れるという説もありますし、妊娠することで体内が酸性に変化するからという説や体が休めという信号を出しているからという説もあり、諸説ありということになります。
ちなみに、つわりは重症化すると妊娠悪阻(にんしんおそ)と呼ばれることもあります。
妊娠中のつわりの種類とは?それぞれの対処法
妊娠中のつわりの症状としては人ぞれそれ異なります。
吐き気がして嘔吐を繰り替えす症状、胃がむかむかして治まらない症状、だるい、眠気が酷い、ニオイに敏感、食欲不振、便秘、下痢など様々です。
その中でつわりは大きく分類すると5種類のつわりのタイプに分かれます。
食べつわり
食べつわりはお腹がすくと気持ちが悪くなってしまうタイプのつわりです。
私が一人目妊娠中は食べつわりだったと言えます。
何かを口にしていないと気持ちが悪くなってしまうので、寝起きや夜中、目を覚まして空腹に耐えられず、すぐに何かを口にしなければ吐き気がしてくるという事もありました。
何かを食べていないと気持ちが悪くなってしまうため、気を付けないと体重がどんどん増加してしまうので注意が必要です。
私も一人目妊娠中が一番体重が増えてしまいました。
標準体型の女性が妊娠中に増えても良い体重として約7キロから12キロまでとされていますので気を付けなければいけませんね。
対処法
空腹で気持ち悪くなってしまわないように、外出時は飴をもったりという工夫が役立ちます。
また夜中にどうしてもお腹が空いて眠れない、食事をしたのに間食したいという場合など、ついついお菓子等に手が伸びてしまいがちですが、体重増加を気を付けるためにも、妊娠中の胎児の為にも、お菓子を食べるよりも小さなおにぎりやバナナなどのほうが良いと助産師さんに教えていただきました。
小さいおにぎりをたくさん作って置き、お腹がすいたらぱくっと食べると落ち着きます。
お米は腹持ちが良いというメリットもありますので、是非試してみてください。
吐きつわり
とにかく常に気持ちが悪く吐き気に襲われます。
食べようとしても御飯のニオイを嗅ぐだけで吐き気がして食べれなくなってしまったり、無理に食べたり、食べれるかなと思い食べても吐き戻してしまうこともあります。
私は2人目、3人目妊娠時は吐きつわりでした。
何を食べても吐く、赤ちゃんのために栄養をと思い食べても吐く、吐きすぎてのどが痛くなる事もありました。
対処法
そこで、なかなか食事がとれないと産科で相談したところ、無理に食べる必要はない、食べられるときに食べられるものをと教えてもらえました。
しかし、それでは赤ちゃんの成長に支障をきたしてしまうのではないかと心配になったのですが、赤ちゃんが成長するに当たり必要な栄養素は、妊娠前に蓄えられた栄養でまかなえるため、赤ちゃんのために多く食べなければと思う必要はないそうです。
吐きつわりの時、私はトマトなら食べることが出来ました。
また、冷たいうどんにレモン汁をたくさんかけて食べるのも一時期食べられるものでした。
吐きつわりになると、これなら食べられる、吐くことが少ないというものに出会えるはずです。
酸味のあるものや冷たいもの、水分量が多い果物など、さっぱりスッキリする食べ物が食べやすいと感じるでしょう。
中にはフライドポテトなら食べられるという吐きつわりだったという妊婦さんもいるので、是非自分の食べられるものを探ってみてください。
また、気を付ける点としては、水分だけはこまめに取るようにしましょう。
水分不足を起こしてしまうと危険です。
炭酸系ならすっきりしていて飲める、水なら平気というように、飲み物も飲めるものを探して水分補給はこまめにしてくださいね。
眠りつわり
妊娠が発覚してから、眠くて眠くて我慢できない、つい寝てしまう、寝ても寝ても眠たいといった症状を感じたら、眠りつわりです。
つわりと聞くと具合が悪くなったり、吐いてしまうイメージが強いですよね。
しかし、ただ眠くなってしまうというつわりもあるのです。
対処法
眠りつわりの対処法としては、とにかく眠るしかありません。
眠れる時間があれば存分に寝ましょう。
しかし、問題は仕事を産休に入るまで頑張るという妊婦さんや、兄弟がいて上の子の面倒も見なければいけないため、眠る時間が無いという場合ですね。
そういった場合は、酷い眠気を我慢しなければいけません。
少しでも負担を減らすためには、子供がお昼寝している時に一緒に眠る、子供がゴロゴロしている時に一緒にゴロゴロし体を休めてあげるのも良いですね。
また、仕事中で眠気に襲われたという場合は、一度外に空気を吸いに行ったり、席を立ち気分をいくらかでもすっきりさせましょう。
また、休憩時間等、短時間ではありますが目を閉じて休むだけでも眠気が和らぐのでおすすめです。
よだれつわり
よだれつわりは自分の唾液が気持ち悪く感じ、具合が悪くなったり、酷い時は吐き気がしたり吐いてしまうこともあります。
妊娠中は唾液の分泌量が増えてしまいます。
そのため気持ち悪いと感じるのでしょう。
対処法
唾液が気持ち悪いと感じた際は、こまめにうがいをし、口の中をすっきりさせることをおすすめします。
しかし、外出中、又は仕事中で何度もうがいをすることは不可能であるという場合は、ティッシュでよだれを拭きとったり、ガムや飴を口に含み、唾液の気持ち悪さを緩和させることをおすすめします。
においつわり
においつわりはその名の通り、においに敏感になり、においで気持ちが悪くなってしまったり、吐き気が襲ってきてしまうつわりです。
代表的な例としては、お米が炊き上がるときのニオイを嗅ぐと吐き気がするという話が有りますね。
しかし、それだけではなく、スーパーなどで鮮魚のニオイに敏感になってしまっていたり、惣菜売り場の揚げ物のニオイがダメだったりと言うケースもあります。
また、いつも使用していたシャンプーやボディーソープ、柔軟剤のニオイですら吐き気を催す原因となってしまうこともあります。
対処法
自分が変えられる場所のニオイは変えればよいのですが、外出中など避けては通れないニオイに直面しなければいけない場合は、マスクなどを活用すると良いです。
マスクをただつけるだけではなく、マスクに好きなアロマを数滴たらしておくなどと工夫をすることで、より嫌な臭いをシャットアウトすることが出来ます。
まとめ
妊娠中のつわりとても大変ですよね。
いつかは治まると言われ続けて、私は妊娠初期から出産直後までつわりが続きました・・・。
初期だけつわりがひどかったというママもいますし、中期だけ、後期だけというママもいます。
時にお腹の子供に罪悪感を感じながらも「もう辛い。」と思ってしまう日もありました。
さすがに3人目ともなるとつわりにも慣れましたが、1人目2人目の頃はかなり精神的にも辛かった思い出があります。
自分で工夫しながら、気持ちに余裕を持ってつわりを乗り切るしかないのですよね。
つわりを乗り越えれば愛おしい我が子に会えます。
頑張りましょう!
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