子供の爪噛みの原因は?!爪を噛む癖の治し方は病院より愛情?
子供が爪噛みをしている姿を見ると、やめなさい!!と怒ってしまいそうになりますよね。
子供が爪噛みをしている時に怒ってしまうのは実は逆効果なのです。
どんな時に爪噛みの癖が見られますか?!
怒られた時ではありませんか?
行きたくないことやりたくないことをしているときではありませんか?
ただただつまらない時ですか?
今回は爪を噛む癖がある時にどうやったら上手にやめさせることができるのか治し方をお送りしますね。
目次
子供の爪噛み癖って?!
子供は爪噛みの癖がある子が少なくありません。
手の指の爪だけではなく足の爪までも噛む癖があるという子も少なくありません。
年齢に関係なくやってしまいがちな癖ですが、だいたい1歳ころから3歳ころに多くなる傾向があります。
子供の爪噛みの原因は?!
では続いて子供の爪噛みの原因についてです。
子供の爪噛みの原因は一般的にただの癖というよりも、精神な不安を和らげるために行っていることが多いです。
- 欲求不満時
- 過度の緊張に見舞われている時
- 退屈な時
- 不安な時
- 不満がある時
- 愛情不足の時
上記のような時に爪を噛んでしまうということが多いです。
子供の爪噛みはいつまで続く?
では子供の爪噛みの癖はいつまで続くのでしょう。
爪噛みの癖は4、5歳頃までにやめることが多いです。
しかし、10歳を超えても爪噛みの癖が続いてたり、なんと大人になってからも癖が続き爪を噛んでしまうということがあります。
年齢が高くなってからも爪噛みの理由は子供の頃と変わらず、多くは精神的な不安を抑えるため、和らげるために噛んでしまいます。
大人になるにつれ爪噛みの癖はやめられなくなってしまいます。
子供のうちに爪噛みの癖をやめるように親が導き治してあげたいですね。
子供の爪噛みの上手な治し方は?
子供の爪噛みの上手な治し方をご紹介しますね。
まず子供の爪噛みを見つけたときは、ついやめなさいと叱ってしまいそうになりますが、怒るのは逆効果です。
精神的不安や苦痛を感じ、爪を噛んでいるのにも関わらず、より爪を噛みたくなってしまう原因となります。
また、怒られると怒られないようにと隠れて爪を噛むようになり、親の見ていないところで爪を噛んでしまい、なかなか改善してあげれなくなってしまいます。
怒らない治し方をおすすめします。
子供とのスキンシップ時間を作る
子供とのスキンシップを取れる時間をしっかりと確保して作りましょう。
いつもスキンシップの時間を作っているという場合はもう少し増やしてみましょう。
子供が感じる愛情不足や不安や緊張などなどはすべて親子のスキンシップ、ふれあいにより解消されるのです。
触れ合うだけで子供の心は大きく満たされます。
- 一緒に遊ぶ時間を増やす
- 会話できる時間を増やす
- 1日1回ハグをする
- 意識的に大好き!大切!などの気持ちを伝える
などなど愛情を形にして子供にしっかり伝えましょう。
愛している気持ちが大きいのはもちろんですが、それが子供に伝わっていないことが多いのですよね。
子供がわかりやすい、伝わりやすい愛情表現をしましょう。
爪を噛むのは良くないことだと伝える
爪を噛むことが良くないことだと子供に伝えることも大切ですね。
爪を噛む行動はどんどん加速してしまいます。
最初は爪の白い部分だけを噛んでいたのに、徐々に深爪になり、血が出るほど噛んでしまうようにもなります。
血が出てしまうほど爪を噛んでしまうと、そこから雑菌が入り膿んでしまうこともあります。
爪が変形してしまう原因にもなりますし、菌の繁殖により体調を崩してしまう原因となることもあります。
やめなさいというのではなく、こういうことになってしまうこともあるからやめようね、やめたほうが良いね!と伝えるとよいですね。
納得のいく理由があることでやめられる子も少なくありません。
爪を噛めない状態を作る
爪を噛むことができない状態を作るという方法もあります。
これは親が近くで爪を噛まないように見守る方法です。
しかし、爪を噛んだ時に、噛まないの!!と指摘する方法だとより爪噛みの癖が加速してしまう可能性が高いです。
そこで爪を噛んでいる姿を発見したら、指摘ではなくそっと手を持ち握ってあげたり、優しく抱っこして噛めないようにします。
こうした行動でやめさせることで愛情も伝わりますし、逆効果になることもなく爪を噛めない状況を作ることができます。
爪を噛めないように細工する
爪を噛めないように細工するという方法もあります。
爪苦味成分が入っているマニキュアを塗ったり、爪に絆創膏を貼るという方法です。
また、爪に絵を描いてあげたり、ハンドクリームを塗るという方法もありますね。
そうすることで爪を噛んだときに爪を噛みたくなくなるような状況に見舞われるため、徐々に爪を噛む仕草をしなくなり癖をやめさせることができます。
また、爪が伸びていたりかけていると気になって噛んでしまうということもあるので、爪を短く丸く整えてあげるということも大切ですね。
子供の爪噛みで受診する必要はある?!
子供の爪噛みを治すために、通院して治すという方法もあります。
爪を噛む癖は咬爪症といい、病院で治すということもあるのです。
しかし子供の場合は、病院に受診してやめさせるよりも、まずは家庭で爪を噛む癖をやめられる上記の治し方で対処してあげることが大切です。
子供の満たされない心は病院では治せないからです。
しかし、指に大きな傷ができてひどい出血が起こるほど噛んでしまうという場合は、小児科の医師や保健師さんに相談してみるとよいですね。
まとめ
子供の爪噛みは心が十分に満たされていない状態で起こってしまうのですね。
しかし、自分が悪いのだと責めてしまうと、より焦ってしまったりやめさせないとと思ってしまったり、ママの心にも焦りが出て逆効果となる治し方をしてしまいやすくなります。
実は我が家でも長男は爪を噛む癖があります。
次男と3番目の長女は爪を噛むことがないので、我慢させないように寂しい思いをさせないように同じように愛情を注ぎ、時には甘えさせる時間を作っていても、やはり長男はたくさん我慢していたり寂しい気持ちになってしまうことがあるのだなと思います。
そして最初に見つけた時に、爪は噛まないんだよ!と指摘してしまったことにより、爪を噛む姿は見られないのに爪が短くなっているということもありました。
爪を噛む癖を見つけた時はゆったりとした気持ちに自分を落ち着け、ゆっくりと改善しようという気持ちでスキンシップや会話を増やしてみると良いですね。
それでもなかなか治らず、爪噛みの癖がひどくなり出血してしまうほど噛むようになってしまったというときなどは苦味のあるマニキュアや絆創膏などを活用してみてはいかがでしょうか。
爪噛みの癖が治せますように♪