年末の大掃除は子どもと一緒に!喜んでお手伝いしてもらうコツは?

年末恒例の大掃除。
1年間でたまった汚れをキレイにしてから、新年を迎えたいですね。
どんなメンバーで大掃除をしていますか?
子育て中のママとしては、邪魔しないでくれればOKという方もいらっしゃるかもしれません…。
もちろん最初は教えるのに時間がかかったり、失敗があったりでうまくいかないこともあるかもしれませんが、今年の大掃除は子供と一緒に楽しんでみるのはいかがでしょうか。
今回は、子どもにも掃除を楽しみながらしてもらうコツをご紹介します。
子どもと一緒に大掃除をするメリットは?
何かと忙しい年末。
もちろんお手伝いもしてほしいですが、掃除を子どもに頼むと教えるのに時間がかかったり、逆に汚してしまったりと、思うようにいかないこともあるかもしれません。
自分でやったほうが早いから、と思いがちですよね。
しかし、大掃除こそ子供と一緒にするのがオススメなんです。
もちろん、いきなり戦力!というわけにはいきませんが、一緒に掃除をすることで、子どもは掃除のやり方を覚えることができます。
大掃除はそのきっかけにもってこいなんですね。
子どもがいると忙しく、普段の掃除は時間に追われ、余裕も失われがちです。
今日は一日大掃除の日!と決めて、家族みんなでイベントのように楽しむのもありです。
掃除は楽しいものだと知ってもらえれば、普段から自分にできるお手伝いを進んでやってくれるようになるかもしれません。
では、子どもが喜んで掃除に参加したくなるよう、どんな工夫ができるでしょうか。
大掃除の準備
イベント感が大事なので、まずは“大掃除の日”をつくって、大掃除だけをする日にしましょう。
準備を子どもと一緒に楽しむのも大切です。
100円ショップにも道具はありますので、お子さんに選んでもらうと、ワクワク感が増すでしょう。
子どもの使いやすいサイズのものを一緒に探してください。
掃除道具だけでなく子ども専用のエプロンや、三角巾を用意するのも良いですね。
家族みんなで打ち合わせをして、年齢に合わせた掃除の担当場所や、掃除をしていく順番などを決めるのも良いですね。
子どもって任されると生き生きするんです。
目が離せないような小さい子、なんでも口に入れてしまう、など心配なことがあればもちろん傍にいてあげることが必要ですが、少しお兄さんお姉さんなら、最初は一緒にやってみて、あとはお任せしてみましょう。
どうしたら子どもが興味を持つのか、ママやパパが事前に考えておくとよいですね。
大掃除の当日は・・・
マスクと換気を忘れずに
掃除をしていると、どうしてもほこりが出てきてしまいますよね。
ホコリを吸い込むと風邪などの原因にもなってしまうのでマスクは必ず着けましょう。
またお掃除中は、窓を開けて換気をしておきましょう。
部屋を片づけてから掃除をする
ある程度部屋の中を片づけてから掃除を始めることが、お掃除の基本です。
物が散らかったままの状態で掃除をしてもやりにくいですし、特に子どもにも掃除をしてもらう場合、片づいていない状態だと汚れやゴミを取りきることができません。
子どもが掃除に集中するためにも、ある程度部屋を片づけてから始めるようにしましょう。
上手にできたことを褒める
まだお掃除の経験の浅い子どもにやってもらうので、なるべく細かく指示を出すことも大切です。
指示は出しますが、間違えてしまったことや失敗してしまったことを、指摘するのは控えてください。
注意されながら掃除をすると、きっと子どもはお掃除嫌いになってしまいます。
逆に、上手にできたことをオーバーに喜んであげたり、たくさん褒めると、子どものやる気はアップします。
掃除の出来は、子どもによってイマイチかもしれませんが、きれいにしようと頑張ってくれたことを褒めてくださいね。
最初は親の目が届く場所から
子どもは最初から一人だと、根気が続かず、飽きてしまうものです。
始めは一緒の場所か、ママやパパの目が届く場所の掃除をしてもらいましょう。
1つの箇所が終わるごとに「きれいになったね!」「ここもやってくれると嬉しいな」「助かるな」どんどん声掛けをしてください。
ママやパパに励まされたり褒められることで、子どもはもっと掃除に熱中していきます。
綺麗になったと子ども自身がわかる掃除
子どもは目に見える変化を楽しむものなので、自分が掃除をしてきれいになったのを見たり経験したりすると、達成感を味わうことができます。
その達成感や満足感から、掃除は面倒なものではなく、きれいになって嬉しい、楽しいものだという感覚を身に付けることができます。
オススメの掃除道具
スクイージー
車のワイパーのようなもの。水を切ってくれます。
マイクロファイバータオル
もちろん普通のタオルや雑巾でも良いのですが、マイクロファイバーのものは、軽くて絞りやすく、汚れを取った後も水洗いで落ちやすいので、子どもが使うなら尚オススメです。
歯ブラシ
使い古しでかまいません。ご存知と思いますが、いろいろな場所の掃除に大活躍です。
ドライモップシート
ホコリ取りに。面白いくらい簡単にホコリが取れて、くっつき落ちにくいので、子ども一人でも上手に扱うことができます。
重曹
子どもに掃除してもらうので、重曹と水を使うのが安心です。
どんな掃除をしてもらう?
窓拭き
窓ふきにはスクイージーがオススメです。
車のワイパーのようにきれいに水気をとってくれるのですが、子どもたちは夢中になります。
ただし、子どもにやってもらうのは窓の内側ではなく、外側をやってもらいましょう。
内側をやってもらうとしたら…家のなかがびしょ濡れになることを覚悟してください…。
ホコリ取り
テレビやテレビの裏、棚、家具のすき間など、細かいところのホコリ取りは、ドライモップのシートをたたんで取ってもらいましょう。
ホコリのたまっている場所ほど、子どもは喜びます。ママとしては複雑ですが…。
床のぞうきんがけ
フローリングの床のぞうきんがけをしてもらいます。
マイクロファイバーをぞうきんにすると、子どもでも扱いやすいのでオススメです。
親子や兄弟で競争すると、楽しみもやる気も倍増です。
細かいところには歯ブラシを
歯ブラシは細かいところの汚れを落とすのに便利です。子ども目線のほうが、大人の気づかなかった部分の汚れを見つけてくれることもあり、集中して取り組んでくれます。
家電の汚れ取り
洗濯機や冷蔵庫のフタやドアまわり、溝の部分などの細かな汚れを綿棒でとります。
フローリングの隙間のホコリ取り
水や重曹水で濡らした綿棒で、フローリングの溝のホコリを取ります。
ホコリをとったあとの溝が汚れているなら、重曹水と歯ブラシで軽く磨いてもらうようにしましょう。
おもちゃ磨き
子どもが普段つかっているオモチャを、固く絞ったタオルで拭いてもらいます。
今までよりもおもちゃを大事につかってくれるようになるかもしれません。
パパかママとお風呂掃除
お風呂のなかは子どもでも汚れを見つけやすい場所です。
お風呂掃除は水遊び感覚でできるので、子ども達は喜んでお掃除してくれます。
大掃除のあとは、湯船に浸かり親子で疲れをとるのも良いですね。
まとめ
掃除中は、いつもと少しちがった子どもの姿を見ることができます。
大掃除を通して、子どもは掃除のやり方を覚えますし、普段からお手伝いしてくれるようになるかもしれません。
もともとお手伝いをしていた子も、別の仕事をできるようになるかもしれません。
子どもと楽しみながらできるのが一番です。
ママやパパは教える手間がかかってしまうかもしれませんが、ぜひ家族での大掃除を楽しんでみてくださいね。
大掃除が、普段からお片付けやお掃除の習慣をつけていくきっかけになりますように。